初心者なんだけど横文字が多すぎて一向に進まない…
この記事にたどり着いたあなたは「試しに仮想通貨をやってみたい」「ビットコインを買ってみたい」など、興味をお持ちなのではないでしょうか。
デビューをしようと思い立っても、どこかでつまづいていませんか?
仮想通貨にはネガティブなニュースもありますが、仮想通貨はしっかりと理解を深めながら運用していくことで、時には利益にも繋がります。
しかし、仮想通貨を始めるにあたってまず一番大事なことは『金融資産』としてではなく『情報資産』であることです。
本記事は初心者向けにわかりやすさを優先的に作成しています。初心者から中級者になれるよう、行動と並行して情報を蓄積していきましょう。
仮想通貨デビューをしたい初心者がやるべき9ステップ
仮想通貨デビューをしたい初心者がやるべき9のことは以下の通りです
- 心と知識の準備
- 原資を用意
- 国内仮想通貨取引所への登録
- 日本円を入金する
- 仮想通貨を買う
- 仮想通貨を売る
- 日本円を出金する
- 海外取引所への登録
- 慣れてきたらレバレッジ取引に挑戦
心と知識の準備
行動力のある人は、つい先走ってしまいがちですが、事前にある程度のマインドと知識を持っておいたほうがいいでしょう。
そもそも仮想通貨って何?
実は仮想通貨という呼び名は通称で、正しい表記は暗号資産なのです。
情報を調べていく中で、暗号資産や暗号通貨と呼ばれるものは仮想通貨と同義です。
ビットコインなど仮想通貨はコインという名称をしていようとも、硬貨のように物質的に存在するものではありません。
ファミリーマートで使えるTポイントやSUICAやICOCAのような交通系マネーにデポジットしている残高と同じく、デジタル通貨なのです。
ただ、Tポイントなどは仮想通貨ではなく『ポイント』で、ビットコインは『仮想通貨』です。
仮想通貨は取引される
Tポイントは取引されませんが、ビットコインは取引されます。同じテジタル通貨でも仮想通貨は取引され、時価総額が発生します。
1ポイント=1円相当で利用できるものは価値が固定されていますが、ビットコインは1ビットコイン(BTC)=10万円の時もあれば100万円の時もあるのです。
なんで価格が変わるの?
『取引』と聞くと難しく考えてしまいがちですが、私たちの日常では常に取引が行われています。コンビニでおにぎりを買うときは日本円とおにぎりの取引なのです。賞味期限までに売れなさそうなおにぎりは値下げすることで需要と供給を一致させ、取引を成立させます。
100万円で買った時計は120万円を支払ってでも買いたい人がいます。逆に100万円で買った時計が50万円でしか買い手がつかない場合もあります。
仮想通貨の取引も、このように、買いたい人と売りたい人のバランスで価格が成立します。買いたい人と売りたい人のマッチングが成立した金額を点とし、その点を線で結ぶとチャートになるのです。
時計の中古品価格も、年々変わるので点を打って線で結べばチャートになりますね。
仮想通貨はビットコインだけ?
仮想通貨の代表格であるビットコインは、世界で一番最初にできた仮想通貨です。一番最初にできたということは、二番目も三番目も存在します。
前項で触れた『取引』が一番活発に行われているのがビットコインですが、その次に取引が行われているのはイーサ(ETH)という仮想通貨です。
その他にもリップル(XRP)や、ライトコイン(LTC)など、その数は数多く存在します。
上記は有名どころの通貨なので、日本円で購入することができます。仮想通貨の中のカテゴリにおいて『基軸通貨』と呼ばれる通貨たちです。
なにに対して基軸なのかというと、日本円で買えないその他のコインを買うために、ビットコインやイーサを用意します。日本円とその他のコインの橋渡し役となるのが主軸通貨であり、何百種類もの仮想通貨を取り扱う取引所では主軸通貨を介して、様々な仮想通貨を取引することができます。よって、仮想通貨初心者はまず購入することになるのは仮想通貨の中でも主軸通貨と呼ばれるものなのです。
自分で仮想通貨投資が上手く出来るか心配
「何かを間違ってしまったら自分の仮想通貨がなくなってしまうかもしれない」その不安は理解できますし、それは現実です。
なので、上手くやろうとは思わず、画面に表示された文章をひとつひとつ丁寧に理解しながら読み進めていくべきです。
また、スマートフォンやパソコンの電子機器で資産を管理することがほとんどなので、10年落ちの機器などの仕様は資産消失のリスクでしかありません。仮想通貨投資をする上では、ある程度整った環境で行うようにしましょう。
不安や心配を抱えている方は、作業を慎重に行うことで、致命的な失敗から免れることができます。
仮想通貨のメリット・デメリットとは?
仮想通貨には両面性があります。初心者は仮想通貨のメリットのみならず、デメリットとなる部分にも注視しましょう。
国に依存しない
日本ではあまり報道されていませんが、南米に位置するベネズエラは物価上昇が年率260万%を超えるハイパーインフレが起きています。同国が大変な混乱に陥っている話はまた別として、当然国に依存している貨幣は物価の上昇と共に価値が下落していきます。お札1枚で買えたバナナが、今となっては何百万枚を持っていなければバナナを買うことができません。これは特に極端な例ですが、法定通貨の価値は国の情勢に左右されます。
その点、仮想通貨は国の情勢に依存しない通貨なのです。
海外送金時のコストや時間を抑えられる
また、法定通貨は国単位や協定単位で利用するものなので国際送金ともなると、送金に数日を要したり、送金手数料も安くはありません。
仮想通貨には国境がなく国に依存しないので、法定通貨では不可能だった項目を可能とすることができます。
大きく儲けられる可能性がある
仮想通貨は投資効率がとてもいいです。1日で5%~10%の価格変動は日常茶飯事なので、今日の10万円投資が明日11万円になる可能性は大いにありえます。
そこまでは主軸通貨を中心とした変動の相場ですが、草コインと呼ばれるマイナーなコインは時に超高騰となる可能性を秘めています。昨年は実際に初回売り出し価格から価値が1500倍になったコインもあります。
1万円の投資でも1500万円になる可能性を秘めることは、完全に仮想通貨ドリームです。その夢の種を掴むため、情報社会で切磋琢磨している人も多くいます。
ボラティリティ(価格の変動性)が高い
1日で5%~10%の価格変動は日常茶飯事と書きましたが、それは時にデメリットでもあります。今日の10万円投資が明日9万円になる可能性も大いにありえるのです。
だからと言ってギャンブルかといえば、それは間違いです。
価格の上下はルーレットで決めているものではなく、先に記したように価格のマッチングによって決まるものです。
その価格のマッチングを予測すること、すなわちチャートを読む能力は『仮想通貨トレーダー』という上級者クラスでも骨を折る話なので、初心者はチャートの深追いは逆に危険です。
投資方法は人それぞれですが、10万円の投資が明日9万円になっても焦らずに、来月11万円になるのを期待するくらいのモチベーションが健全でしょう。
仮想通貨での借金のリスクについて
仮想通貨の取引では基本的に借金を背負うことはありません。
もちろん借りたお金で投資すれば借金を背負う可能性はありますが、それはもはや投資した時点で借金を負ってますね。
仮想通貨投資でよく言われることは「余剰金で投資」です。借り入れをすることもなく、生活費も定期預金も全く手をつけないで投資できる額が余剰資金です。
極端な話、無くなっても気づかないくらいの投資金額が初心者には最適でしょう。
仮想通貨の仕組みについてさらに詳しい内容は以下の記事で図解しています。
原資を用意
仮想通貨初心者の方が誤った認識をしがちなことの一つとして、「1ビットコインの価格が50万円ということは50万円の原資がないと仮想通貨を始めることができない」という考えがあります。
これは誤った認識であり、ビットコインは0.00001BTCでも購入することができるのです。
原資が少ないけど稼げるのか心配な方
仮想通貨は1000円以下から始めることができます。
購入時価格と販売時価格で20%の価格上昇があった時、1万円を投資していれば2000円の利益となり、100万円を投資していれば20万円の利益になります。
大きく稼ぐのならば、原資が大きいに越したことはないでしょう。
国内仮想通貨取引所への登録
仮想通貨投資を始めるには、まず国内仮想通貨取引所への登録が必要です。仮想通貨取引所は銀行の口座開設窓口のようなものはなく、インターネット上で登録を行います。
初心者が使いやすい取引所を選ぼう
国内で仮想通貨交換業者のライセンスを持っている仮想通貨取引所は全部で17社あります。
それぞれに特徴があり、初心者に最適な取引所を選ぶには難しがあるでしょう。
コインハックツでは仮想通貨初心者におすすめな仮想通貨取引所をランキング形式でご紹介しています。
以下の記事では、国内仮想通貨取引所おすすめランキング1位の『ビットポイント(BITPoint)』について口座開設の方法を初心者向けに図解しています。
仮想通貨取引所へ入金
国内仮想通貨取引所でコインを買うには、アカウントに日本円を入金する必要があります。
国内仮想通貨取引所のビットポイント(BITPoint)では専用の入金先口座が用意されているので、その口座にお金を振り込めば完了です。
即日入金したいという方は、
- ジャパンネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
の3つの銀行から入金することで即日入金が可能です。
まだ登録していない方は今のうちに登録しておきましょう!
仮想通貨を買う
仮想通貨の買い方には二種類があります
- 販売所で買う
- 取引所で買う
販売所で買う
取引所の中には販売所があります。
取引というものはAさんが売りに出したコインをBさんが買うことを言いますが、販売所は取引所が保有しているコインを買う場所です。
服に例えると、フリーマーケットで買うかショップで買うかのような違いです。
仮想通貨には新品も中古も関係がないのですが、取引所で購入するよりも販売所で購入するほうが割高となっています。
販売所を利用するメリットとしては、確実に購入できることでしょう。とにかく早く買いたいときは利用する機会があるかもしれません。
取引所で買う
取引所では販売所より割安で買うことができます。
Aさんの売りたい価格とBさんの買いたい価格がマッチングすれば、取引成立となり、仮想通貨を購入することができます。
買いたい価格は、現在の取引されている価格帯より安い価格で注文をすることができ、現在1000~1100円で取引されている仮想通貨に対して900円で買い注文を出すことができます。
買い注文を出しっぱなしにしておけば、いずれ取引されている価格帯が900円まで下がった時に、取引が成立します。
販売所に比べて取引所は売り手が現れないと購入ができませんので、取引所の選定基準として利用者の多さも一つの大事なポイントとなっています。
仮想通貨を売る
購入した仮想通貨の価値が上昇したら売却し、日本円を得ることで利益が発生します。
購入するときと同じで、売却に関しても買い手が現れないと売却することができません。
また、販売所でも売却ができますが売却額は相場に比べて割安になります。
販売所では指定された価格でしか売却できませんが、取引所では現在1000~1100円で取引されている仮想通貨に対して1200円の売り注文を出すことができるので、「今だ!」というタイミングでなくとも、買い手が現れるまでゆっくり売却することもできます。
入金から取引まで、詳しい方法はビットポイント (BITPoint)のケースを例に、以下の記事に図解しています。
実際の売買の様子についても記していますので、参考にしてみてください。
日本円を出金する
仮想通貨を売却することができたら、日本円を出金しましょう。個人情報として登録ている口座が出金先になります。
ビットポイント(BITPoint)では手数料無料で金額指定で出金することも、全額を出金することもできます。
ビットポイント(BITPoint)において、出金先の銀行口座に残高が反映されるのは2営業日後となります。
ここまでスムーズにできるようになれば、仮想通貨初心者として最低限の操作を覚えたことになります。
海外取引所への登録
日本国内に登記している仮想通貨取引所は仮想通貨交換業者という金融庁の認可が必要です。
日本円の入出金が可能なことが特徴的で、日本円で仮想通貨投資を行うならば、国内取引所を利用する他に手段はありません。
しかし、国内取引所を利用して仮想通貨投資を始めた方は、国境なき通貨であるビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)などの仮想通貨(基軸通貨)を保有しました。
これによって海外の口座や法定通貨を持っていなくても、海外の仮想通貨取引所を利用できるようになります。
国内取引所に比べて登録が簡単
海外取引所は国内取引所に比べて非常に登録が簡単です。
銀行口座の登録も、書類による住所確認もありません。
数分で登録できてしまうので、仮想通貨中級者は複数の海外取引所に登録している人が多いです。
取り扱い銘柄が多い
海外取引所は国内取引所に比べて取り扱い銘柄が非常に多いです。
多いところだと1000種類を超える仮想通貨が取り扱われており、日本の取引所で取り扱っていないコインが見つかる可能性が高いです。
しかし、あまりに種類が多いと詐欺コインが紛れている可能性が上がりますので、一概に銘柄が多ければいいとは言えません。
仮想通貨デビューをしたい初心者にとって、銘柄数の多さは逆に困惑してしまいます。数多い海外取引所の中でも、2019年2月18日に公開されたばかりの海外取引所Cielo(シエロ)は、初心者向けに設計されており、とっても見やすいデザインで日本語にも対応しています。
取引手数料実質無料、出勤手数料も無料な上に、上場コインの審査が厳しく、取り扱い銘柄を絞っているので非常に安心感がある取引所です。
Cielo(シエロ)の登録方法や使い方は以下の記事でわかりやすく解説しています。
慣れてきたらレバレッジ取引に挑戦
仮想通貨取引はシンプルに買い手と売り手のマッチングですが、中にはレバレッジ取引という取引の種類があります。
レバレッジとは日本語で「テコの原理」を意味します。小さな力で重いものを持ち上げる様子を比喩して、金融取引の中では「小さな資本で大きな資本を動かす」ことを表します。
つまり必殺技ということです。
取引所によってレバレッジ率が異なりますが、レバレッジ3倍の取引所で手元の10万円を証拠金として取引所に預けることで30万円を資本としているように取引をすることができます。
必殺技を発動するにあたって、もちろんリスクも発生します。
取引所ごとに設定された期日までに反対売買をしなければなりません。反対売買とは期日内に行った取引と反対の取引を意味します。
また、レバレッジ取引による損益が±0を下回ることを「証拠金維持率の基準を下回る」と言います。
厳密には(実質証拠金÷必要証拠金=証拠金維持率)が正しいです。
その場合は取引所ごとのルールに基づいたロスカットが行われます。これは損失の拡大を防ぐために取引所のシステムが強制決済を行うということです。
大きなリターンを狙えたり、少額から仮想通貨取引を始めるにはメリットのある取引方法ですが、手堅く挑むなら一般的な取引方法の現物取引が最善でしょう。
ビットメックス取引所ではレバレッジ100倍まで選択することができ、証拠金を上回る借金(追証)が発生しません。急落時も強制ゼロカットによって安全性が確保されている安心感のある取引所です。日本語に対応しているものの、ビットメックス取引所は海外取引所なので、日本円の入出金はできません。
まずは国内仮想通貨取引所から利用を開始し、慣れてきた頃に海外取引所のビットメックスでレバレッジ取引に挑戦してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨初心者のステップまとめ
- 心と知識の準備
- 原資を用意
- 国内仮想通貨取引所への登録
- 日本円を出金する
- 仮想通貨を買う
- 仮想通貨を売る
- 日本円を出金する
- 海外取引所への登録
- 慣れてきたらレバレッジ取引に挑戦
本記事を最後まで読んでいただいたような方には老婆心かもしれませんが、これから仮想通貨投資を始めたい方は、まず情報収集することを念頭に置きましょう。仮想通貨に対して理解を深めることは、たとえ投資をしなくとも、人生において情報の資産になるでしょう。
この記事をきっかけに仮想通貨投資を始める方は、さっそく国内取引所と海外取引所に登録して見ましょう。
まだ登録していない方は今のうちに登録しておきましょう!