「仮想通貨Cosmos(ATOM)の特徴は?」
「仮想通貨Cosmos(ATOM)は今後どうなるの?」
このような疑問や悩みを抱えていませんか?
仮想通貨Cosmos(ATOM)は、様々な通貨が持つ独自のブロックチェーンネットワークに互換性を持たせ、相互に拡張・運用できるようにするために目的に開発が進められているプロジェクトです。
過去に行われたICOでは大きく注目されたため、Cosmosについて詳しく知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではCosmos(ATOM)の概要から特徴、知っておいて欲しい情報を紹介していきます。
仮想通貨Cosmos(ATOM)とは
運営会社 | Tendermint Inc.(テンダーミント) |
---|---|
代表取締役 | Jae Kwon(ジェ・クォン) |
通貨名称 | Cosmos(コスモス) |
通貨単位 | ATOM |
コンセンサスアルゴリズム | Tendermint(PoS) |
ブロック生成 | 1~3秒 |
発行日 | 2017年4月6日 |
アプリ(Cosmostation Wallet) | 有り(Android/Apple) |
公式サイト・SNS | 公式サイト 公式Twitter ホワイトペーパー |
仮想通貨Cosmos(コスモス)はJae Kwon(ジェ・クォン)の運営するTendermint Inc.が開発している仮想通貨です。
通貨単位はATOMが利用されており、ブロックの生成速度は約3秒以内と言われており、高速処理が期待できます。
Cosmosが掲げるプロジェクトは「複数の異なるブロックチェーンネットワーク間で、相互に運用できるブロックチェーンシステムの構築」を目指したものです。
Cosmosは2017年4月6日にICOを実施しており、その際はわずか30分以内で約18億円もの資金調達を成功させています。
次に、現在のCosmosの価格を確認してみましょう。
Cosmos(ATOM)の現在価格
2019年8月18日時点でCosmos(ATOM)の価格は「315円」となっています。6月23日728円をつけていましたが、それ以降は価格が徐々に減少しています。
時価総額ランキングは21位となっています。
Cosmos(ATOM)の仕組み
Cosmos(ATOM)を支える主な仕組みは以下の通りです。
- Cosmosネットワーク
- Tendermint(テンダーミント)
- Photonトークン
- CosmosSDK
順に解説します。
Cosmosネットワーク
Cosmosのネットワークは、ハブ(Cosmos Hub)とゾーン(Cosmos Zone)と言われる2種類のブロックチェーンで構成されています。
- ハブ(Cosmos Hub):各方面に存在するゾーン(Zone)を繋ぐ役割を担います。
- ゾーン(Cosmos Zone):ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨のブロックチェーンです。
Cosmosネットワークの仕組みを利用することで異なる独自のブロックチェーンであっても、中央にあるCosmos Hubを経由して各種トークンやデータをやりとりすることができます。
例えば、BTCからETHへ資金を交換/移動するためには、仮想通貨取引所を経由する必要がありましたが、Cosmos Hubを利用してBTCとETHのブロックチェーンを繋げることで取引所を介さずに交換/移動が可能となります。
Tendermint(テンダーミント)
Tendermint(テンダーミント)は、Cosmosネットワークのコンセンサスアルゴリズム です。
Tendermintを採用すれば、アプリケーション独自のブロックチェーンを開発することができるようになります。実は、Tendermintは大手の海外取引所Binanceが運用しているBinance Chain(バイナンスチェーン)でも採用されており、注目を集めている技術です。
Photonトークン
PhotonはCosmosネットワークで使われるネイティブトークンのひとつで、主に取引手数料として使用されます。当初、ATOMトークンのみのネイティブトークンで運用する方向でしたが、セキュリティ面を考慮しPhotonトークンが追加されています。
CosmosSDK
CosmosSDKとは、ブロックチェーン開発者が他のブロックチェーンと相互運用が可能なアプリケーション開発をより簡単に開発できるようにするためのフレームワークのことを言います。
「Cosmos Hub」のようなブロックチェーンもCosmosSDKを通して開発されています。
ATOMトークンの高い配当率
ATOMトークンの年間利回りは「約12%」とされており、高い配当率となっています。
さらに、多くのATOMトークンを保持するユーザーがステーキングに参加しています。
ATOMトークンの使い道
ATOMトークンの使い道は以下の通りです。
- 新しいブロック生成の提案権(Proposer)
- 新しいブロック生成の提案における投票権(Validator)
- HubとZoonを介するネットワーク内での手数料
ATOMトークンを保有していれば新しいブロック生成の提案や投票権を得ることができます。
また、ATOMはCosmosネットワーク内のトランザクション手数料として使われます。
Cosmos(ATOM)の購入方法
Cosmosが上場している取引所は以下の通りです。
- Binance(バイナンス)取引所
- Huobi(フオビ)取引所
- OKEx(オーケーイーエックス)取引所
- Bibox(ビーボックス)取引所
- Hotbit(ホットビット)取引所
- Gate.io(ゲート)取引所
この中で最もオススメなのはBinance取引所です。
BinanceはCosmosのシステムを活用しているためATOMトークンを購入するのであれば関連性のあるBinanceがよいでしょう。
また、Binanceは取引手数料も比較的安いため、他の通貨の売買でもお得に利用することが可能です。
まとめ
・Cosmosのネットワークには、ハブ(Cosmos Hub)とゾーン(Cosmos Zone)と言われる2種類のブロックチェーンが存在する。
・Cosmos(ATOM)のコンセンサスアルゴリズムはTendermint(PoS)が採用されている。
・CosmosではATOMトークンに加えて、セキュリティ対策のためにPhotonトークンが利用されている。
Cosmos(ATOM)は時価総額でも2019年7月時点で19位であり、上位20位に入る人気の通貨です。
Cosmos(ATOM)が気になっている方はいつでも購入できるように海外取引所の口座を開設しておくようにしましょう。