IOTAを取り扱っている取引所ってどこ?
できるだけ手数料を安くしたい
日本の取引所じゃ買えないの?
IOTA(アイオータ)を購入できる取引所をお探しですか?
世界中でIOTAを扱っている取引所は、2018年12月現在で、13ヶ所!
たくさんありすぎるって程でもないですが、どの取引所を使ったらいいのか少し迷っちゃいますよね。
そんなあなたに、IOTAの取り引きにおすすめの取引所を、5つに絞ってご紹介!
残念ながら、現在IOTA扱っている国内の取引所は1つもありませんので、今回ご紹介するのは、すべて海外の取引所です。
海外の取引所と聞くと少し不安に思うかもしれませんが、それぞれ国内の取引所にはない特徴やメリットがたくさんあります。
もちろんデメリットもありますので、あなたの使い方に一番合うところを慎重に選びましょう。
目次
IOTA(アイオータ)ってどんなコイン?
IOTAとは、「IoT」を潤滑にする通貨です。
IoTとは、モノのインターネット化という意味で、身の回りの様々なモノ(家電、車など)がインターネットに接続されることで、さらに便利な社会にするための技術。
私たちの生活を便利にし、経済的な影響が期待されているIoTですが、IOTAはそのIoTをより円滑に進めるために最適化された通貨で、「決済が早い」「手数料がかからない」というのが特徴です。
さらにIOTAは、「富士通」「フォルクスワーゲン」「ボッシュ」など、有名な大企業とも提携を結んでいることも人気の一つになります。
今後「IoT」が普及すればするほど、IOTAへの期待が高まることでしょう。
2018年アイオータ(IOTA)は今後どうなる?特徴・将来性まとめ
IOTA(アイオータ)を取り扱っている5つの取引所を比較
厳選した5つの取引所の国名・手数料・取り扱い通貨数をまとめました。
取引所 | 国 | 手数料(maker/taker) | 取り扱い通貨数 |
バイナンス (BINANCE) |
マルタ島 | 0.1% BNBで0.05% |
約150種類 |
フォビ (Huobi) |
シンガポール | 0.2% HTで0.1% |
約100種類 |
HitBTC (ヒットビーティーシー) |
イギリス | -0.01%/0.1% | 約250種類以上 |
オーケーエクスチェンジ (OKEx) |
香港 | 0.15% / 0.2% | 約100種類 |
ビットフィネックス (Bitfinex) |
香港 | 過去30日間の取引量に応じて、手数料が安くなる | 約40種類 |
取引所により、手数料・取り扱い通貨数など、それぞれ違います。
それでは、各取引所ごとの特徴・メリット・デメリットを見ていきましょう。
【バイナンス(BINANCE)取引所】
バイナンスは、マルタ島にある取引高・登録者数が世界でトップクラスの、かなり人気の高い取引所です。
取り扱い通貨数はかなり多く、手数料が安いのが特徴と言えるでしょう。
2BTCまでなら本人確認がいらいないため、すぐに始められて、とてもおすすめの海外取引所です。
バイナンスの特徴・メリット
- 取り扱い通貨数が多い
- 手数料が安い
- 流動性が高いので注文が通りやすい
- ハードフォーク通貨のサポートが充実
- 2BTCまでなら本人確認不要
1.取り扱い通貨数が多い
国内の取引所だと、取り扱っている通貨は多くて10種類ほどですが、バイナンスは150種類以上、海外取引所でも多いほうに入ります。
これだけの種類を扱っていると、「詐欺コインも混じってるんじゃないの?」と心配になってしまうかもしれませんが、バイナンスは上場通貨に高額なリスティング費用を設けているので、資本力があり将来性の高い通貨以外は上場することができない仕組みになっているので安心です。
2.手数料が安い
海外取引所の手数料は「0.15~0.25%」と設定しているところが多いのですが、バイナンスは「0.1%」。
また、バイナンスが独自で発行しているバイナンスコイン(BNB)を手数料の支払いに使うと、さらに割引きされて、なんと「0.05%」まで安くすることができます。
3.流動性が高いので注文が通りやすい
ユーザー数が世界でもトップクラスのバイナンス。そのため出来高・流動性が高く、取り引きの成約が通りやすいのもメリットです。
4.ハードフォーク通貨のサポートが充実
バイナンスでは積極的なハードフォーク通貨への対応が行われています。
ハードフォークとは簡単に言うと、今ある通貨のバージョンアップさせるために、分裂させて新しい通貨が生まれることです。
特定の通貨を保有していれば、ハードフォークで分裂した通貨を手に入れることが出来るキャンペーンを、バイナンスではたびたび行っています。
5.2BTCまでなら本人確認不要
2BTCまでの取り引きであれば、本人確認の必要が無いため、簡単な登録だけで取り引きを始めることができます。
2BTCというと、100万円を超えるような取り引きになるので、ほとんどの方は必要ないかと思いますが、もし本人確認する場合でもそれほど手間はかかりません。
バイナンスのデメリット
以前は日本語のサポートがあったのですが、残念ながら2018年に金融庁から警告を受けた際に、日本語によるサポートが終了してしまいました。
ブラウザなどの翻訳機能を使えば一応日本語で閲覧する事は出来るのであまり支障はないと思いますが、バイナンス自体が日本語のサポートをしていないのはデメリットと言えるでしょう。
このようなデメリットはありますが、取り扱い通貨が多く、流動性が高く、手数料が安いのは大きなメリットですので、人気の高いおすすめの取引所です。
海外取引所選びに迷ったら、まずはバイナンスに登録しておけば間違いないでしょう。
バイナンスのメリット・デメリット・評判・登録方法・使い方を解説
【フォビ(Huobi)取引所】
フォビも世界トップクラスの取引量を誇り、ユーザー数が非常に多い、シンガポールの取引所です。
非常にバランスの取れた取引所で、幅広いユーザーに愛用されているというのが特徴と言えるでしょう。
フォビの特徴・メリット
- ユーザー数が非常に多い
- 日本の「SBIホールディングス」と連携していたので信頼性が高い
- 独自の通貨HTを保有すると特典が付く
- レバレッジ取引も可能
1.ユーザー数が非常に多い
ユーザー数が多いということは流動性も高くなるため、注文も成約しやすい取引所になります。
2.日本の「SBIホールディングス」と連携していたので信頼性が高い
フォビは、過去に日本の大手企業である「SBIホールディングス」と業務提携をしていました。
「SBIホールディングス」の高いセキュリティを受け継いでいるので、日本のユーザーからも信頼性が高く評価されています。
3.独自の通貨HTを保有すると特典が付く
フォビでは独自の通貨「HT」を発行していて、これを保有しておくと、
- 手数料半額
- 新規上場通貨のエアドロップ配布
など、様々な特典を受けることができます。
フォビを利用する場合は、このHTを購入して保有すると、お得に取引を進めることができるでしょう。
4.レバレッジ取引も可能
フォビは現物取引だけでなく、レバレッジ取引も可能です。
レバレッジ倍率は最大で2倍ですので、他の取引所に比べると低いですが、フォビだけで幅広い取引ができるというバランスの良さが一番のメリットです。
フォビのデメリット
- 出金に時間がかかることがある
- 手数料が少し高め
- 日本人利用に規制がかかる
フォビは「出金に時間がかかる時がある」という話を耳にすることがあります。
最大6時間もかかったという話もありましたので、頻繁に出金するユーザーにとってはデメリットと言ってもいいでしょう。
あとは取り引き手数料が少し高めです。と言っても日本の取引所よりは安い場合が多いのですが、高いよりは少しでも安いほうがいいですね。
そして、残念ながらフォビは2018年12月31日をもって、日本居住者へのサービスを終了することを発表しました。
これにより、フォビのサイトからは日本語表記がすでに削除されています。
現在、フォビで口座をお持ちの方は早めに出金をしておきましょう。
このように、ユーザー数が多く、総合的に見てバランスの取れているフォビ。
あまり手を広げず、一つの取引所で様々な取引をしたいというユーザーにとっては、おすすめできる取引所だったのですが、2019年からは日本人は利用ができなくなってしまいました。
そのため、海外居住者向けの取引所になります。
もし、フォビを利用する場合は、取引所発行の独自通貨「HT」をぜひ保有して置きましょう。
フォビ(Huobi)とは?メリット・デメリット・手数料・評判・まとめ
【ヒットビーティーシー(HitBTC)取引所】
HitBTCは、イギリスで登録されている仮想通貨取引所。
取り扱い通貨数がとても多いのと、ICO直後の仮想通貨を購入できるのが特徴です。
HitBTCの特徴・メリット
- 取り扱い通貨が多い
- 手数料が安い
- ICO直後の仮想通貨を購入できる
1.取り扱い通貨が多い
海外取引所は取り扱い通貨数が多いところがたくさんありますが、HitBTCはその中でもかなりい多いほうで、250種類以上の通貨を扱っており、さらにその数は増え続けています。
これだけの種類があると、あまり価値も無く、流動性の低い通貨もあるのですが、豊富な通貨の中から将来期待できるコインを探せるのはメリットと言えるかもしれません。
2.手数料が安い
HitBTCの取り引き手数料は、
- Maker(指値注文):-0.01%
- Taker(成行注文):0.1%。
Maker(指値注文)の-0.01%というのは、手数料はかからず逆に取引額の0.01%がもらえるということです。 これはかなりお得ですね。
3.ICO直後の仮想通貨を購入できる
有望なICOを自分で探すのはなかなか大変な作業ですが、HitBTCには、有望なICOに簡単に参加できるシステムがあります。
もちろん100%値上がりするものばかりではないので、投資するかどうかは自己責任ですが、HitBTCに掲載されているプロジェクトをチェックすれば、将来大きく値上がりするICOに参加できるかもしれません。
HitBTCのデメリット
- 日本語のサポートが無い
- 日本居住者は利用できない。
残念ながらHitBTCは、日本居住者への取引所サービス提供を一時的に停止しています。
再開へ向けての動きはあるようですが、今のところ目処は立っていないようなので、今後日本からHitBTCを利用するのは難しいかもしれません。
【オーケーエクスチェンジ(OKEx)取引所】
オーケーエクスチェンジは中国三大取引所の一つで、香港にあるとても大きな取引所です。
出来高が非常に高く、24時間ランキングでも世界トップクラス。
最近では、親会社であるOKコインがアルゼンチンでの取り引きを開始するなど、世界的にも広がりを見せつつある目の離せない取引所です。
オーケーエクスチェンジの特徴・メリット
- 通貨全体の出来高が高い
- 取り扱い通貨が多い
- 日本の取引所ビットバンクトレードと連携している
- 口座開設が非常に簡単
1.通貨全体の出来高が高い
オーケーエクスチェンジは24時間の出来高が非常に高く、世界の取引所の中でもトップクラスです。
出来高が高いので、通貨の流動性も上がり、注文が通りやすいでしょう。
2.取り扱い通貨が多い
取り扱い通貨が100種類以上あるので、色々なコインから価値の上がりそうなコインを探せて、投資の幅も広がります。
3.日本の取引所ビットバンクトレードと連携している
オーケーエクスチェンジは、日本の取引所であるビットバンクトレードと連携しているので、レバレッジ(3倍)取引も可能です。
4.口座開設が非常に簡単
必要なものはメールアドレスのみ。本人確認の必要がないため、口座開設から取り引きまで簡単に進めることができます。
オーケーエクスチェンジのデメリット
- 手数料が少し高め
- 中国政府により閉鎖のリスクがある
- 日本語のサポートが無い
オーケーエクスチェンジは、取り扱い通貨が多く、通貨全体の取引高が高いという特徴がありますが、手数料が少し高く、日本語のサポートが無いのがデメリットです。
さらに中国では、政府が仮想通貨取引において厳しい監視を行っているため、2017年9月からは中国でのICOは禁止、その年の10月には中国本土での取り引きが禁止されています。
オーケーエクスチェンジは香港に拠点を置いていますので、上記のような理由で中国政府からなんらかの影響を受けるかもしれません。
しかし、閉鎖に関する対策も行なっていて、オーケーエクスチェンジはバイナンスと同様、拠点を香港から、マルタに移すという計画もあります。
このように、多少のデメリットはあるものの、オーケーエクスチェンジは本人確認無しで登録でき、通貨の流動性が高く、レバレッジ取り引きも可能なので、初めて海外の取引所を開設する方にもおすすめです。
【ビットフィネックス(Bitfinex)取引所】
ビットフィネックスは、取り扱い通貨が約40種類、仮想通貨テザーの親会社が運営している香港の取引所です。
ドル建てビットコインの取引量は世界トップクラスで、レバレッジ取り引きや、レンディングサービスも行っているので、この取引所だけで色々なことができるのが特徴でしょう。
ビットフィネックスの特徴・メリット
- 取引量が多く流動性が高い
- 過去の経験からセキュリティを強固にしている
- レバレッジ取引が可能
- レンディングサービスが利用できる
1.取引量が多く流動性が高い
ビットフィネックスは、24時間のドル建てビットコイン取引高が世界トップクラスの取引所。
流動性が高いということは、取引が成約しやすいといったメリットにつながります。
2.過去の経験からセキュリティを強固にしている
ハッキング被害にあった経験から、 セキュリティの強化に力を入れています。
3.レバレッジ取引が可能
ビットフィネックスでは最大3.3倍のレバレッジ取り引きが可能。
1万円の投資でも3万3千円、10万円の投資なら33万円分の金額を取り引きすることができます。
4.レンディングサービスが利用できる
レンディングとは、ユーザーが保有している通貨を他のユーザーに貸し出すシステムのことで、一定期間貸し出すことによってその分の金利収益を受け取ることができます。
ビットフィネックスのデメリット
- 中国政府により閉鎖のリスクがある
- 日本語のサポートが無い
- 最低1万米ドル相当の法定通貨、仮想通貨を保持していないと取り引きができない
ビットフィネックスはオーケーエクスチェンジと同じく、香港に拠点を置いてるので、中国政府からの影響で、閉鎖してしまうかもしれないというリスクがあります。
また、日本語のサポートはありません。
さらに、1万米ドル相当の法定通貨、仮想通貨のデポジットが取引開始に必要です。
そのため、初心者のユーザーにとってはかなり敷居の高い取引所にはなりますが、流動性の高さ・レバレッジ取り引き・レンディングサービスなど、とても魅力的なメリットの多い取引所です。
【まとめ】IOTA(アイオータ)を取り扱う取引所比較
私たちの生活に深く結びつき、より便利にしてくれる「IoT」は、今後さらに身近なものとなり、その「IoT」を潤滑にしてくれるのが「IOTA」です。
「IoT」が普及するのは、もはや必然と言っても過言ではないと思いますので、「IOTA」に期待が集まるのもうなずけます。
今回はそのIOTA(アイオータ)を扱っている13の取引所の中から、特に便利でお得な取引所を5つに絞って順番にご紹介しました。
とにかく安くIOTA(アイオータ)を取り引きしたい方は、
- バイナンス(BINANCE)取引所
- HitBTC(ヒットビーティーシー)取引所
IOTA(アイオータ)以外にも色々な通貨の購入を検討したい方は、
- バイナンス(BINANCE)取引所
- HitBTC(ヒットビーティーシー)取引所
レバレッジ取り引きやレンディングサービスを利用してみたい方は、
- フォビ(Huobi)取引所
- オーケーエクスチェンジ(OKEx)取引所
- ビットフィネックス(Bitfinex)取引所
となります。ですが、日本在住の方は「フォビ」「HitBTC」は利用できませんので気をつけてください。
今回ご紹介した取引所すべてに共通するデメリットとして、「日本円で入金ができない」という難点がありますので、
- 日本の取引所に日本円を入金
- 日本円で仮想通貨を購入
- 購入した通貨を海外の取引所へ送金
という手順が必要になってきます。
少々面倒ですが、日本の取引所にはない、取り扱い通貨の多さ、流動性の高さはとても魅力です。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った取引所をぜひ見つけてIOTA(アイオータ)の取り引きを行いましょう。