イーサリアムと、何がどう違うの?
もしかしてあなたは、NEOに密かに期待していませんか。
確かにNEOの性能は今後イーサリアムをしのぐようになるのではと言われるほど。
しかし、実際本当にその性能は優れているのか気になりますよね。この記事ではそんなNEOがどのような通貨か特徴と将来性を書きます。
この記事を最後まで読んでいただければ、NEOがどのような通貨で、どんなことに使われるのか、そして将来性があるのかを知っていただけるでしょう。
1.特徴
1-1.中国版イーサリアム
NEOは中国版イーサリアムと言われます。その理由は、NEOの仕組みや性能がイーサリアムに酷似しているからです。
中国はよく他の国の技術を真似ると言われますが、このNEOもおそらくはイーサリアムの機能を真似たものと考えられます。中国は他の国の技術を真似た結果、今では世界2位の経済大国にまで成長しました。
そう考えると、このNEOも今はイーサリアムをパクった通貨だという認識ですが、いずれはNEOがイーサリアムを上回る日がくるかもしれません。
1-2.スマートコントラクト
NEOの一番の特徴は、スマートコントラクトが使えるということです。スマートコントラクトが実装されていることによりNEOのブロックチェーン上でICOやDappsの開発などができます。
今後、中国国内でもブロックチェーンが普及してくると、中国で行われるICOやDappsの開発がNEOを使われるようになるかもしれません。
そうなるとかなりNEOの需要は上がるでしょう。
1-3.GASトークン配布される
NEOは保有しているだけでGASというトークンが配布されます。このGASというトークンは、NEOのスマートコントラクトを使用する際に必要になるトークンです。今後NEOのスマートコントラクトが使われるようになればGASの需要も向上してくるでしょう。
ちなみに、配当は年間でおよそ3%ほど(2018/05/23現在)。時期やNEOの保有数によって左右されますので、詳しく調べて見たい方はこちらからご覧ください。
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2.将来性
将来性については、大きく2つの見解があります。
- 開発言語が豊富
- 中国政府の動きが鍵
2-1.開発言語が豊富
NEOは、イーサリアムに比べて、開発に使えるプログラミング言語が豊富です。イーサリアムは主にsolidtyという言語が使われ、あまり一般的でない言語のため、開発者の参入障壁が高いと言えます。
一方NEOは様々な言語が使用可能です。さらに今後、開発可能な言語を増やしていくことが予定されており、より開発しやすい環境が整い、より開発が活発になってくるでしょう。
2-2.中国政府の動きが鍵
NEOはいい意味でも悪い意味でも中国政府の規制の影響を受けやすい通貨です。
中国では仮想通貨のやりとりは現段階で奨励されていないため、禁止されるリスクも存在します。
一方で、現段階で多くのNEOの保有者は政府の顔をうかがいながら取引している状況ですので、中国政府が仮想通貨の取引を許可、奨励し始めた場合はより活発な取引が行われるようになり、需要や価格が上がると見られます。
3.まとめ
NEOの特徴と将来性をまとめると以下の通りです。
特徴
・中国版イーサリアム
・スマートコントラクト
・GASトークンが配布される
将来性
・開発可能な言語が増える
・中国政府の動きが鍵
NEOは今後イーサリアムとの開発競争を繰り広げていきそうです。現段階はイーサリアムがスマートコントラクト市場の圧倒的なシェアを握っていますが、今後NEOの開発や中国政府の動き次第で逆転する可能性があります。
中国はこれまでもさまざまな製品で、他の国の商品をまね、現在ではまねた商品よりも多きく普及させています。
同じようにNEOもイーサリアムを凌駕する可能性も十分に考えられるでしょう。
4.購入方法・取引所
NEOは日本で取り扱う取引所はありません。そのため、日本の取引所でビットコインを購入し、海外の取引所にビットコインを送金してNEOを購入する必要があります。
- 国内販売所GMOコインでビットコイン(BTC)を購入
- 海外取引所のバイナンスのアカウント登録
- バイナンスでビットコインアドレスを生成
- GMOコイン→バイナンスのアドレスへ送金
- バイナンスにてビットコインでNEOを購入
GMOコインは海外への送金手数料が無料ですので、どれだけ送金しても無駄な費用がかかりません。
ただ、GMOコインはスプレッド幅が少し大きいので、何度も売買するのではなく、まとまった金額の仮想通貨を購入するようにしましょう。